【田舎暮らし5ヶ月目】今感じる田舎暮らしのメリット・デメリット【実際どうなの?】

2020年7月に田舎暮らしを開始して、5ヶ月が経ちました。

田舎暮らしをする前は、「不便になるんだろうなぁ」と思っていましたが、全くそんなことないです。

今思う、「田舎暮らしのメリット・デメリット」を共有したいと思います。

これから田舎暮らしをしてみたい人の参考になれば嬉しいです。

田舎暮らしを始めた理由

田舎暮らしをはじめた理由は3つあります。

  • 自然が好き
  • 東京以外で子育てをしたかった
  • 田舎暮らし自体に憧れていた

自然が好き

子供の頃から自然が好きでした。

こぐち
田舎といえば、真っ先に思いつくのが「自然」じゃないですか?

子育てを東京以外でしたかった

きっかけとしてはこれも大きいですね。

こぐち
2020年2月に子どもが生まれたので、東京以外で子育てをしたいと思うようになりました。

田舎暮らし自体に憧れていた

なんとなくですけど、漠然と憧れがあったんですよね。

こぐち
なんとなくゆったりできそうというか。自分に合っている気がしていました。

「田舎暮らし」を語る前に前提を共有

「田舎」の捉え方は人それぞれだと思うので、とりあえず前提を整えておきます。

自分が住んでいるのは、栃木県佐野市で、人口11万8千人弱の「中都市」です。

ですので、それなりに都市化していて、エリアによっては山間部・農村もあるという感じ。

その中でも、都市部と山間部の間の静かな住宅地エリアに住んでいます。

田舎暮らしとはいえ、今の所山奥に住むというつもりはありません。

前提を整えたところで、本題いきます。メリットについて。

田舎暮らしのメリット

メリットはとりあえず10個書き出してみました。下記のとおりです。

田舎暮らしのメリット
  1. 家賃が安い(生活費が下がった)
  2. 川が徒歩5分の場所にある(自然がすぐそば)
  3. 季節感が感じられる
  4. 初めての体験が沢山ある
  5. 人が少ない
  6. 物理的に人と離れたこと
  7. 職場が近くなった
  8. 満員電車での通勤がなくなった
  9. 時間が生まれた
  10. 結構便利

ひとつずつコメントしていきます。

1.家賃が安い(生活費が下がった)

純粋に、家賃が下がりました。

東京の荻窪に住んでいた時の家賃154,000円が、家の広さが1.5倍ぐらいになったにも関わらず80,000円になりました。

ちなみに、80,000円はこのエリアの家賃としては「高い」です。

こだわりがなければ50,000円ぐらいでも十分住めます。ちなみに、一人暮らしぐらいなら20,000円でもいけると思う。

うちは子どもがいたので、騒いでも泣いても全く気にならないよう、1軒屋、2LDKの平屋を選びました。かなり快適ですね。

売電できるシステムにもなっています。光熱費が少しだけ押さえられています。

その他の生活費としては無駄な外食がなくなったり、野菜をもらったりなどで少し抑えられている感じです。

2.自然がすぐそばにある(川が徒歩5分)

自然が近いのが本当に嬉しいですね。

こぐち
自分は山の中より、「山が見える場所」に住みたいのでピッタリです。

そして川がすぐそばにあるので、毎朝息子を抱っこしながら20〜30分散歩しています。快適ですね。

歩きながら色々アイデアが浮かんでくることもあるので、健康にもいいし一石二鳥です。何より気持ちいい!

散歩の効果については(移住前ですが)別の記事で紹介しています。

爽やかな公園

【人生の質を上げる】朝さんぽをすすめる5つの理由とルート選定のコツ

2020年4月19日

3.季節感が感じられる

これは季節が変わって感じたことです。

これまで東京ではビルの中で1日中働いていたので、天気予報と「暑い・寒い」ぐらいでしか季節を感じていませんでした。

移住後は、葉っぱの色が変わったり、お米が収穫されたり、コスモスが咲いたり、野菜の種類が変わったり、そういったことをきっかけに季節を感じることができるようになりました。

こぐち
季節が「情報」から「感覚」に変わった感じですかね??

4.初めての体験が沢山ある

初めての経験もいっぱいしました。楽しいですね。

暮らしているうちに初めてのことは減っていくかもしれませんが、なるべく新しいことにはチャレンジしていこうと思っています。

  • 草刈り
  • 野菜の収穫
  • くるみ収穫・くるみ割り・炒る
  • 初めての食材・料理
  • お盆を親戚と一緒に過ごす

この他には、お祭りとか期待しています。

こぐち
今年はコロナでイベント事が軒並み中止になっていますが、お祭り好きなんですよね。是非来年はお祭りに参加したいと思っています。

5.人が少ない

純粋に、人が少ないです。お店の行列なども、人気の佐野ラーメン店を除いて基本的にはありません。

人が少ないので、一人ひとりが目立ったり、つながりが強くなるということをデメリットに感じる人もいるかもしれません。

うちの地域ではそこまでご近所さんとの繋がりはないですね。気分的には楽です。

でも、「町内会」には強制的に入ることになりました。回覧板がくるぐらいで特に活動はありませんが。

6.物理的に人と離れたこと

東京から離れたことで、「本当に会いたい人」としか会わなくなりました。

頻繁に東京に行くこともできないですしね。

こぐち
オンラインで話すこともできますけど、そこまでして話す人は、やっぱり「話したい人」ですよね。

会社帰りにふらっと同僚とお店に寄ったりするのも好きだったんですけど、そういう時間も含めて自分や家族に時間を使えるようになったのは大きなメリットです。

7.職場が近くなった(通勤時間が短くなった)

これは職場選びにもよりますが、自分が移住後に働いた会社は、家から自転車で5〜6分の場所だったので、すごく近かったです。

フリーランスになった今は、家で作業することもできるので通勤時間は0ですが、家では集中できないため外で仕事をしています。

毎日違う場所で働いていますが、大体10分ぐらいかけて移動しています。

その間は、毎日聞いている動画や音声配信で学びの時間にしている感じです。

こぐち
通勤時間を減らすと本当に時間を生み出せますね。

8.満員電車での通勤がなくなった

これは人によっては苦に感じていない人もいると思います。

実際、自分も東京では片道30分ぐらい、東横線とか丸ノ内線に揺られている時期がありました。

本を読んだり音声で学んだりしていたので、「無駄じゃない」と思い込んでいましたが、今考えると無駄ですね。

ちゃんとした環境で勉強や読書をした方がいいに決まってるじゃないですか。

自分にとっては「普通の環境」の方が圧倒的に学習効率がいいです。

9.時間が生まれた

複合的なことですが、「通勤時間」「人との付き合いがなくなった」「残業」「外食」などなどがなくなり、時間が増えました。

朝活をする習慣に変えたことも影響して、1日で自分に使える時間が圧倒的に増えましたね。

そして、そういう時間が本当に貴重だと感じるようになりました。

こぐち
フリーランスになった今は、その時間をどう分配するかが課題です。

10.結構便利

ラストはこれ。田舎暮らしは結構便利です。

Amazonは翌日に届きますし、コンビニは家から徒歩2分、スーパーも徒歩圏内。不自由しないです。

当初、「カフェで勉強できない!」と思っていましたが、探してみると結構ある。しかも結構おしゃれ。

こぐち
「田舎暮らしは不便」は考え方とエリアによっては完全に間違った考えだということがわかりました。

田舎暮らしのデメリット

さて、デメリットについて考えてみましょう。無理やり出したデメリットがこれです。

田舎暮らしのデメリット
  • 人によっては生活費は下がらない
  • 東京への交通費がかかる
  • 病院の選択肢が少ない

1.人によっては生活費は下がらない

これは人によりますね。

こぐち
うちは家賃の影響が大きかったので、生活費はガッツリ下がりました。

でも、車を使うことによって維持費が余分にかかるようになりました。それでもトータルでは下がってますね。

その他、寒いエリアでは暖房費(光熱費)が上がったりするようですね。

うちはそれほど変わりません。

2.東京への交通費がかかる

「人と合わなくなった」とは言え、やはりまだちょこちょこ東京には行っています。

車で家族3人で移動するとなると、高速代や昼食代などでなんだかんだ1万円弱はかかってしまいますね。

頻繁に東京に行く人(遠出する人)は注意です。

うちはそろそろ落ち着いて、東京に行く機会は減りました。

1人なら、佐野アウトレットモールから新宿行きのバスが片道約1,550円で利用できるので便利です。
(なんとバス会社に会員登録してネットで購入すると、1,090円になる!)

3.病院の選択肢が少ない

エリアによっては、病院の選択肢が少ないところはありますね。

うちの周辺は幸い病院が沢山なるため、困っていません。

この点は、中都市を選んでいるからもありますね。

子どももいるので、病院の選択肢がいくつかあるのはありがたいことです。

こぐち
結論、あまりデメリットは感じていないですね。

「田舎」の捉え方は主観的なもの

ここで、最近感じている「田舎」の捉え方について。

移住後、こちらの人とお話しをしている時によく

地元の人
「こぐちさんが住んでいるエリアは田舎じゃない」

と言われます。

自分にとっては田舎で、地元の人にとっては田舎じゃない。

「人口◯◯人以上は都市と呼ぶ」みたいなのはあるかもしれませんが、結局「田舎」に求めているのは「自分の感覚」でしかありません。

横浜で生まれ育ち、中目黒→兵庫県西宮市→中目黒→荻窪→佐野と移住してきた自分にとっては、ここは十分田舎で、そして満足しています。

つまり、「田舎」の捉え方は主観的でOKということです。

こぐち
これから田舎暮らしをしたいと思っている人は、「自分が思う田舎」で全く問題ないですよ。

まとめ

  1. 田舎暮らしはメリットしかない
  2. 中都市なら不便は感じない
  3. 田舎暮らししたいなら、今すぐしよう

今日のまとめはこの3点に尽きます。

こぐち
特に最後のポイントは大事です。田舎暮らししたいと考えているだけでなくて、実行してみてください。本当に楽しいですよ!

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