
こんな悩みに答えます。
緊急事態宣言を機に、リモートワークを始めて経験した人も多いのではないでしょうか。
私もそうです。緊急事態宣言の少し前からリモートワークがスタートし、本日で2週間目です。
でも実は自分は家で勉強をしたり作業をしたりするのがものすごく苦手です。
すぐ他のことに気を取られたり、掃除したり、寝たり・・・
逆に、作業がノッてきても今は妻と子どもがいる状況なので、ずーっと作業し続けるわけにもいきません。
これまで2週間、強制的に家で作業をすることになった結果、今のやり方に行き着きました。
私が感じたメリット3つとデメリット5つを共有して、そのデメリットの私なりの解決案を10種類書きました。
私と同じ「家で集中できない!」性格の人にとって少しでも誘惑に負けず、快適な環境で仕事ができるヒントになれば嬉しいです。
リモートワークのメリット 3つ

まずはこの2週間で感じたリモートワークのメリットについてです。
業種などにもよると思いますが、自分の場合はオフィスワークが主体です。
通勤時間がないことで単純に無駄な時間が減る
最大のメリットはこれだと思いました。日本人の平均通勤時間って、往復で1時間19分なんだそうです(2015年 NHK文化研究所調べ)
私は都内で働いていますが、往復で90分通勤に時間を要しています。こう考えると長い・・・
通勤時間で本を読んだりYouTubeで学んだりすることもできますが、やっぱり乗り換えや徒歩などがあって無駄ですよね。
それをバッサリカットできるのは大きいです。寝不足だった人は、単純に睡眠時間を長くしてもいいですしね。
無駄な会話がなく効率的
会社で仕事をしていると、どうしても「話しかけられる」問題がありますよね。それがなくなります。
私は本当にそれに悩まされていて、以前「何分に一度話しかけられているか」をメモしたことがあります。
すると、2分おきに1度は話しかけられているという衝撃的な結果。どうにかできないか・・・と考えていました。
ですが、リモートワークで一発解決です。自分にとってはこれが一番嬉しいメリット。
すぐに聞くことができないことで、それぞれが「自分で考える」ことも増えるなと思っています。
言葉を変えると「ググれ」ということですね。調べる力がつきます。
お金の節約になる
意外だったメリットはこれですね。昼食代や、余計な飲み物を買ったりすることがなくなった分、節約になりました。
昼食代がかかっていないわけではないですが、家で家族と一緒に食べるとやっぱり安いじゃないですか。
飲み物もペットボトル(500mlのペットボトルってものすごい高いですよね実は)で買うこともなくなりました。
感覚的にですが、1週間に昼食代が5,000円かかっていたものが半分、飲み物代は約1,000円がほとんどなくなったと考えれば、1週間に3,000円、1ヶ月に12,000円ぐらい節約できそうです。
めっちゃメリット!
リモートワークのデメリット 5つ

メリットに比べてデメリットが多くなりました。
デメリットを5つ紹介した後、私なりの解決策をそれぞれ紹介します。
集中力をなくす誘惑が沢山あること
沢山の誘惑がありますよね。これまで自分が感じた誘惑はこれ
- スマホがすぐに触れる&SNSの通知
- 何故か掃除したくなる
- 睡眠への誘惑〜ベッドがある〜
- 子どもにすぐ会えてしまうこと
- インターネット使い放題
いやーその他にもきっと皆さんたくさんの誘惑に負けそうになっている・・・またはすでに負けていますよね。
動く必要の無い生活で運動不足になる
外で仕事をしてもOKな状況だったら、たまには外へ行くという選択肢もあるかもしれません。
しかし今は外に出てはいけないという状況なので、どうしても運動不足になってしまいますよね。
後輩からは「外に出たら階段でコケそうになった」と衝撃的な発言が。。宇宙帰りか!
周囲の音で気が散る
私の大きな悩みのひとつです。テレビの音や声がダメなんです。カフェはなぜか問題ないんですけどね。
その時の気分にもよりますが、音楽を聞きながら作業というのも好きじゃないです。
家で作業をしていると、気が散る音ばかりです・・・
時間に関係なく会社から連絡がくる
会社に行かず、様々なチャットツールやメールでやり取りするようになった分、就業時間外に「思いついたときに送ってくる人」いますよね。
いや、自分が見なければいいだけなんですけど、そうもいかない・・って思っている人いるんじゃないかと思います。
時間を過ぎても仕事をしてしまう
これは「誘惑がある」の逆という感じですが、ノッてくるとずっと作業してしまう状況にもなりえます。
会社なら終了時刻があったので、ある程度強制的に終了できていましたが、家ならそれこそ夜中でもできてしまいますよね。
私も家族がいるとはいえ、「まだ続きがしたい!!」と強く思ってしまうこともあります。それもありかもしれませんが。
リモートワークのデメリットを解決するコツと提案 10選

デメリット5つで、「あ〜これあるある!」という方、是非これから紹介する方法を試してみてください。
2週間リモートワークを続けてきて、自分なりに実践した解決案です。
「集中力をなくす誘惑が沢山あること」対策
この中でも5つ出したので、それぞれに解決策を提案します。
1-1 スマホがすぐに触れる&SNSの通知
解決策はずばり2つ。「見えないところに置く」と「通知オフ」です。
なぜならスマホをいじってしまう理由はこの2つだからです。
- 見えるところにあるからなんとなく見てしまう
- 通知がくるから
さらに私が行っている方法を紹介します。実際には会社からの急ぎの電話がないわけではないので、通知を全てオフにしているわけではありません。
電話以外のアプリの通知を設定でほとんどすべてオフにしています。
LINEやMessengerも、急ぎで対応しないといけない人以外を全て「ミュート」にしています。
そうすることで、反応が遅れることもありません。
もちろん、スマホで調べ物をしないといけないという業務がある人は別かもしれませんが、私はPCで作業しているので問題ありません。
会社や取引先とのやりとりをするアプリが増えすぎてしまって困っている人はこちらの記事もどうぞ。
1-2 何故か掃除したくなる
ズバリ解決策は、「時間を決めて全部やりきる!」
もう掃除したくなったら掃除しちゃいましょう。全部掃除すれば、スッキリできるはず。半日潰しても、それ以降の作業が効率的になるはずです。
気をつけないといけないのは、「アルバムで思い出に浸る」ことですかね(笑)
ちなみに、メンタリストDaiGoさんのこの動画もおすすめ。ついでに実践したら「超集中部屋」が作れるはずです。
「集中できる部屋の作り方〜大掃除ついでに最高の環境を作る」
1-3 睡眠への誘惑〜ベッドがある〜
共感してくださる方多いですよねきっと。
ズバリ解決策は「見えなくする」です。
うちはベビーベッドを置く関係でデスクの向きを変えたのですが、それ以降「ベッドに行ってひと休み」がなくなりました。見えないからです。
ある意味スマホを見えないところに置くのと一緒ですね。
「ベッドに行ってひと休み」をしたら最後ですからね。皆さん知ってますよね。自分が起きられないこと。気をつけましょう。
1-4 子どもにすぐ会えてしまうこと
生後50日ちょっとなので、会いたくてしょうがないんですよね。
自宅勤務になって、この点はありがたいと思っています。でも、仕事が進まないと元も子もないです。
おすすめの方法は「部屋を分ける」です。
部屋を強制的に分けることで「わざわざ会いに行く」必要がでてきます。
もっと分解すると、「イヤフォンはずす」→「立つ」→「ドアを開ける」→「会いに行く」です。
「隣りにいる」状況とは大分変わってくるはずです。
1部屋の人は、何かで仕切るとか、逆側を向くとかするだけでも違うかもしれません。
1-5 インターネット使い放題
はい。人によっては最大の誘惑がきました。
よくあるのは「気になったことすぐ調べてしまう」病ですよね。やっちゃいます。
でも、他の全てのアプリケーションを閉じましょう。
使うアプリのみ立ち上げるのです。
とにかく「わざわざする」環境に身を置くことがポイントです。
以上5つが私が実践している誘惑に打ち勝つ方法です。
運動不足の解決法は「散歩に出る」と「家で10分の運動」
運動不足になりがちですよね。私は2つはじめました。
- 決まった時間に散歩に出る
- 家で10分の運動
決まった時間に散歩に出る
今は子どもがいるので、朝07:30に外に出て、30分〜1時間程度散歩に行くことにしました。
散歩による効果は
- 気持ちいい。清々しい気持ちになって気分転換できる。
- 体内時計がリセットされる
- 考え事ができる。
です。自分は片道10分の神社まで歩き、神社のベンチで最低10分佇んで考え事をしたり、瞑想したりしています。
そして、ちゃんと陽の光を浴びることで体内時計がリセットされ、規則正しい生活を送ることができます。
さんぽについては別の記事を書きました。
家で10分の運動で運動不足解消
これは散歩よりも強度の強いものにしています。
私がやっているのは「バーピー」という運動です。
実は散歩だけでは、筋力はつかないそうです。
もちろん、病気でしばらくベッドに寝たきりだったという状況の人にとっては違いますが、日常生活を送っている人にとっては「ただ歩く」だけでは筋力は最低限まで落ちていくばかり。
下記の動画などがオススメです。メンタリストのDaiGoさんもおすすめしています。
これは部屋でできるので、起きた後少しと、昼食後などに少し。あとは気が向いた時や気分転換のために行っています。
あとは自分の項目には入れていませんが、最近妻がオンラインでヨガレッスンを受け始めました。
iPadのZOOMでつなぎ、それをApple TVを使ってテレビに映し出しています。
その間自分は子どもを抱いて泣かないようにあやしているのですが、子どもがタイミングよく寝てくれたら自分も参加したいと思っています。
この時代ならではですね。
音で気が散る人はノイズキャンセリングイヤフォンで解決
最強です。なぜ自分はこれを使ってこなかったのだろうと思っています。
自分が使っているものはAppleのAirPods Proです。1世代前のAirPodsは2回失くしました・・
何が良いかと言うと、とにかく遮音性です。初めて使う人はびっくりすると思います。
これ、使ってみないと本当にわからない感覚でした。
ちょっとした声や物音は全くと言っていいほど聞こえなくなります。そりゃ全てが消えるわけではないですけどね。
AppleのAirPods Proには3つモードがあります。
- ノイズキャンセリングモード
- 機能オフ(イヤホンの機能のみ)
- 外の音も聞こえるモード
この3つめの機能も秀逸です。外の音をマイクで拾って、クリアに聞こえるようにしてくれます。
「音が聞こえなくて逆に危なくない?」という状況あると思いますが、そういう時はこのモードに切り替えて使います。
自分は、子供のちょっとした泣き声や声が聞きたい夜のリラックスタイムなどにこのモードを使っています。
もちろんiPhoneから操作することもできますが、イヤホンの突起の部分を長押しするだけでノイズキャンセリングモードと切り替えられるので超絶便利。
ちなみに自分は音楽を聞きながら作業すること自体があまり好きではないので、音なしで使っています。
周りがうるさい場合、音無しだと少し気になるためすこーし聞こえる程度に森の音などの自然音を流しています。
公式サイトでは27,800円とちょっとだけ高いですが、いい買い物をしたと思っています。買わなかった時間がもったいなかった。
時間に関係なく会社から連絡がくるには、「割り切る」ことが大事
これは会社のスタンスにもよるかもしれませんが、割り切るのもひとつの方法です。
翌朝ちゃんと返事をすることで、そういうキャラを作り上げる感じでしょうか。
翌朝返事をして文句を言われるのであれば、ちゃんと「業務時間に返信します」と伝えるか、転職を考えた方がいいかもしれませんね。
ストレートに伝えるのが難しい場合は「失礼しました!業務時間終了後はチェックしていませんでした!」とやんわり「時間外」だということを伝えるのもいいかと思います。
ある程度、勇気を持って割り切ることが大切だと思います。
時間を過ぎても仕事をしてしまう
これは1つ前の悩みと逆行しますが、有りえますよね。
就業時間の終了など、止めるものがない場合はノリノリになってしまって作業に没頭することもあると思います。
むしろそれだけ好きな仕事ができているという意味では良いことだと思います。
それでも、翌日に疲れを残さないためにもある程度時間を区切ってやっていくのも大事だと思います。
携帯のアラームなどを利用するのも手かと思いますが、私はこれを使っています。
半分ギャグな感じがして面白いです。学校のチャイム以外にもサイレンやオルガンの音など色々選べます。
まとめ
- 通勤時間がないこと=時間が最大化できる
- 無駄な会話がなく、効率的なこと
- お金の節約になる
-
集中力をなくす誘惑が沢山あること
- スマホがすぐに触れる&SNSの通知
- 何故か掃除したくなる
- 睡眠への誘惑〜ベッドがある〜
- 子どもにすぐ会えてしまうこと
- インターネット使い放題
-
動く必要の無い生活で運動不足になる
-
音で気が散る
-
時間に関係なく会社から連絡がくる
-
時間を過ぎても仕事をしてしまう
-
集中力をなくす誘惑が沢山あること
- スマホ対策→「通知オフ」と「見えないところに置く」
- 何故か掃除したくなる対策→「時間を決めて全部やりきる!」
- 睡眠への誘惑対策→「レイアウト変更」
- 子どもにすぐ会えてしまうこと対策→「部屋を変える」
- インターネット使い放題対策→「他のアプリを全て落とす」
-
動く必要の無い生活で運動不足になる
- 決まった時間に散歩に出る
- 家で10分の運動
-
音で気が散る
- AirPods Proを使用
-
時間に関係なく会社から連絡がくる
- 割り切る
-
時間を過ぎても仕事をしてしまう
- 時間を区切って仕事をする
以上です。書いていて誘惑に打ち勝つポイントが見えてきました。
それは、「わざわざしないとできない状況にする」ということ。自分の意志力に頼るのはもう終わりにしましょう。
意思に頼るのは無理です。環境を変えましょう。
そして、仕事内容を「時間で区切る」のではなく、「タスクで区切る」が、次の段階かと思っています。
どうしてもサラリーマンの自分は「時間までやる」というスタイルが身に染み付いてしまっているので、「終わったら終わり」というスタイルに慣れていこうと思っています。
いかがでしたか?
少しでもリモートワークで集中し、快適に作業できるヒントになれば嬉しいです。
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